FTA、FMEA...品質コアツールと呼ばれる問題解決技法は多々存在しますが、あなたは使いこなせていますか? 自社の品質システムに組み込まれ、ともすると形骸化し作成することが目的となってしまいがちな技法を、使い勝手のいいツールとして身につけていただくために、スキリング手法として提唱するのが1-Step Approach !です。いくら機能が優れていても、高度な技を使えても、使い勝手が良くなければツールとしては意味を持ちません。そう、使えないんです。ツールとして優れているのに、使われていない現状を目の当たりにし、実践で身につけた手法なので効果は実証済みです! やさしいので一般の方でも容易に様々な問題解決、悩み解決に応用することが可能です。

ここが重要! → どんな問題解決技法も " ここさえ覚えれば使える " という部分(Core Part)があります。弊社では、そのCore Partだけを用いてツールの解説を行っています。時間も、気力も、お金もないという方は、当社が配信する下記コンテンツを覗いてみてください。きっと、今まで見向きもしなかったツールであっても、使いたくなるはずです。




1-Step Approach ! によるスキリングプロセス

Step1:技法の一番美味しいところ、クライマックス部分(Core Part)のみ抜き出し、極力簡略化してツール化します。
メリット:簡単なので技法の意図を理解しやすい。応用パターンを自ら創造しやすい。ツールとして使いたくなる。
デメリット:簡単な説明ゆえに誤解する可能性あり。(でも間違いは、意図したOutputが出ないので自ずと気が付くはずです)

Step2:Core Partの意図(役割、使用目的)を理解したら、実務でどんどん利用し、使い勝手を体感します。とにかく、技法は使い勝手が良くないと、自ら使いたいとは思いません。使い方は自由に修正し、自分のタスクにマッチした最良の使い方を身につけましょう。

Step3:Core Partのみで物足りなくなったり、応用/発展させたくなったら、必要な部分のみ追加で学習し、使い方を発展させましょう。(必要なところだけ自分の意志で学習するので、ツールとして身につきやすいはずです)

Step4:簡単なスキリング手法なので、ぜひ組織内に展開しましょう。手法を発展させると色々教えたくなりますが、そこはグッと我慢しCore Partのみ簡単に説明するのがコツです。

Step5(最終ゴール):トラブルの原因究明、意思決定に要する時間を短縮でき、技術者が本来業務(価値創造業務)に専念できる時間を獲得することができます。

※ 基本、上記プロセスのStep1のみで技法を会得するので "1-Step Approach !"と名付けました。 具体的なイメージは下記を参照してください。