ドイツ島巡り:デンマーク国境の島(Fehmarn)
そもそもドイツの島って、まだまだあるよね?地図で見ると、Syltの南側に位置するNordfriesische inseln(北フリジア諸島)、オランダからドイツにかけて連なるOstfriesische inseln(東フリジア諸島)、あと絶海の孤島Helgoland。もう一つ忘れてはいけないのは、そう今回の訪問地、デンマーク国境の島、Fehmarn島です。
大雨の中、朝早くに北部の港町Kielに到着。寒くて我慢できず、船舶博物館で暖をとり雨が上がるのを待っていました。大型客船が出港していくのを見送り、街を散策。その後、軍の慰霊碑や恒例のU-Bootをずぶ濡れになりながら見学。風邪をひきそう。寒い。
Kielを後にし、そこから田舎道を走り、幹線道路である1号線を北上。いざFehmarn島へ! 余談ですが、ドイツの幹線道路(高速です)は南北に走るのが奇数、東西に走るのが偶数が割り当てられています。おかげで、ナビが迷走しても自分がどのあたりをどっちに向かって走っているのか、大体見当がつきます。無料だし、高速を使っての長距離移動なんていう日本人にとっては羨ましい限りです。
さて1号線ですが、辺りは多分菜の花畑なんでしょうが、この季節何もありません。広大な農地をひたすら走り、島に渡る橋を通り抜けていきました。
Burg auf Fehmarnという町に入るとすぐスーパーと水族館があります。せっかくなので見て行きます。水族館は小さく、すぐに見終わってしまいました。迫力のあるサメと、色鮮やかな珍しい魚が印象的でした。さて次はどこを見に行こうかと地図を見ると、南の方にU-Boot博物館があるようです。でも今朝すでに一隻見学しているので、パス。今日の宿Rostockまでは遠いので、Fehmarn島を後にしました。
とはいっても、島に渡る直前に見えた本土側の半島(Graswarder)が気になり、海岸線に降りてきました。遠くの海の上に家が点在しているような錯覚を受ける不思議な景色。多分別荘地なんだということは察しがつきますが、こういうところでの暮らしというのはどういうものだろう?一週間くらい滞在できたら最高だろうな。などど、あり得ない想像をして先を急ぎました。