ドイツの景色:美しすぎる湖(Königsee)
なんて美しい湖なんだろう。バックにそびえるアルプスとのコントラストが際立つ湖、そう景勝地Berchtesgadenにある湖Königseeを今回は紹介します。前回紹介したPassauから南に100kmくらい下ったところ、Salzburgの直ぐそばです。Dresdenを出発し、Münchenを迂回して8号線で向かいましたが、ナビが見辛く高速を降り損ねてSalzburgに入ってしまいました。
下道でドイツ側に戻りましたが、国境を越えると直ぐにKönigseeの駐車場が見えてきました。車を停めて券売機に向かうと、こちらに手を振っている人がいます。え、俺? 「もう帰るので、チケットあげる」って、やったー。Danke ! , なんてついてるんだろ。気を良くして、湖に向かいました。土産ショップを見て回り、暖かいコーヒーを飲んで観光船の出発を待ちます。
船は満員で出発。穏やかな湖面を進んで行きます。案内地図で見ると、この湖の中央付近には教会があって、船着場になっているようです。切り立った崖に囲まれているので、途中には人工物はほとんどなく、船から素晴らしい景観を堪能できます。私は雪国育ちなので、山を見ると、どの斜面なら、どうスキーで滑ることができるか無意識に想像してしまいます。でも、ここはちょっとハードル高そうな急斜面かな〜。まあ、今となっては滑る体力も技術もないけどね。
船が到着し、直ぐに教会を見に行きましたが、小さな教会なのですぐ見終わります。それよりも、外の景観はなんなんだろ。冬のせいかもしれませんが、空気が透き通っていて、キラキラしています。こんなすごい所があったんだと、しばし感心しながら眺めていました。教会から戻ると、薄暗くなり、寒くなってきたので、そそくさと宿へチェックイン。外に出るのも億劫なので、夕食も宿でいただき、ゆっくり過ごしました。
翌日は、せっかくここまできたのでBerchtesgadenの東側にあるObersalzbergの現代史研究所(博物館)に立ち寄りました。当時の写真展示に加え、ここではナチスの地下要塞跡を見学できました。こういう負の遺産もドイツはさらけ出しますよね。歴史教育のあり方について、改めて日本との違いを目の当たりにしました。
さて、美しいドイツの景色を紹介し始めましたが、よく考えるとキリがないですよね。ちょっと、どういうものを紹介するか考えておきます。