ドイツの景色:どこまでも穏やかな水面(Müritz)

ドイツ赴任したてで、まだ運転にも慣れていなかった頃、Rügenへ単独ドライブに行く道すがらMüritzに立ち寄りました。高速を降りて未舗装の農道を走っていると、”パーン!” 正面からクラクションを鳴らして対向車が突っ込んできます。やばい!と思いながら、咄嗟に右にハンドルを切りやり過ごしましたが、危ないところでした。どうも、自分が無意識に左に寄って走っていたようです。”右側通行、右側通行!” 自分に言い聞かせて目的地へ。

ここは、ドイツで2番目に大きな湖、Müritz。湖畔にキャンプ場があるみたいなので、ちょっと駐車させてもらいます。天気も良くて、風もなく湖面も穏やか。時間は朝の9:00くらいでしょうか。朝早くDresdenを出発してやってきましたが、目的地のRügenまではまだ200kmくらいはありそう。Müritz湖畔に降りて一休みします。

水面が雲を反射してゆらゆら揺れてます。ずーっと先の水平線まで。対岸が見えないくらい大きいということは、自分の目の高さから推測するに水平線までは5kmくらいだから、この湖はかなり大きいよね。確かに地図で見ると、対岸までは数10kmはあります。などど考えながら、しばらく水面を眺めていました。それにしても誰もいないし、天国かここは?

そうだ、ナビを見ていたら湖の北側に街があったよね。ちょっと寄ってみよう。街の名前はWaren、Müritzの港町のようです。港の駐車場に車を停めて、散策してみます。5月ですが、ちょっと肌寒いです。ここは港町と言っても、リゾートなんですね、クルーザーがいっぱい係留されてます。ドイツの湖水地方だからね、この辺りは。

大小さまざまな湖や、沼が点在しているこの辺りは、しばらく滞在してゆっくりみて回りたいですよね。いつになるか、わかりませんが。。。
まだランチには早いし、ゆっくりRügenに向かうとするか。安全運転で。