時間って大切ですよね。

問題解決ってどういうこと? そもそも問題って何? これが頭の中できちんと定義されていなければ、問題解決はスムーズに進まないばかりか、無駄な作業も多くなってしまいます。効率的に問題を解決するには、まず自分がどういう状況にあり、今何をすべきなのかを明確に意識しなければなりません。組織の中で問題解決に当たる人は、まずどういうOutputが自分に与えられた任務なのか明確にしてからスタートしましょう。

そもそも問題解決というのは予期せぬことが生じて必要となった業務です。多くに人にとっては本来業務ではありません。それも、ほとんどの場合、最優先で進めなければならず、技術者にとっても本来の価値創造に費やす時間を割いて対処しなければなりません。これは肉体的にも精神的にも負担大です。それだからこそ、問題解決は効率的に行わなければなりません。これも仕事だと、ゆっくり構えてはいけないのです。特に技術者は心に刻んで欲しいのですが、問題を取り除くことが問題解決のGoalではありません。いかに早く問題を解決できるかが、お客様にとっても、組織にとっても、自分にとっても決定的に重要です。さらにいうと、この受け入れ難い状況を逆手にとって、今まで以上の価値を生み出す事を是非考えて頂きたいのです。

ポイントは問題解決を常に時間軸で捉えること。予期せぬ時に発生するのが問題というものです。問題が起きてから、どうすべきなのか考えていては手遅れ、と言ってもそういう事態もあるでしょうが、普段から時間軸をイメージして物事を捉えること。問題が認識されたらすぐに解決に向けて動き出せるように、フットワークを身につけておくことが大切です。当たり前の事ですが。

問題解決を時間軸で捉えることの意義は、 Youtube "問題解決の本質" で90秒で紹介しています。もう少し詳しく知りたい方向けには、同タイトルのWEB講座を配信していますので、お役に立てていただければ幸いです。問題に対する向き合い方が変わると思います。。。