今日は月面着陸の日

今日、7月20日は月面着陸の日なんだそうです。エンジンをかけ電源が入ったらナビがいつもの様に教えてくれました。へー、そんな日があるんだ。いつもいつも勉強させられます。

そういえば、あれから何年たっただろう? 子供の頃、人類初の月面着陸はTV中継され、私も視聴覚教室で固唾を飲んで見守っていました。そうか、あれは今頃の季節だったんだ。あの頃、小学館の雑誌付録にはアポロ11号ロケットや、月面着陸船の紙模型が登場し、宇宙物が盛り上がっていましたよね。何やら新しい時代がやってくる予感がいっぱいで、子供ながらにワクワクしていました。

月の向こうには火星、木星...そして、田舎ではシャンデリアの様に、恐いくらいに明るい星空。星座早見盤を片手に夜空を眺め、そう遠くはない未来に想いを馳せていました。漫画(当時はアニメとは言いません)やTV番組も、今よりずっと宇宙物が多かった気がします。この頃、2023年といえば、誰しも簡単に月旅行を楽しめ、火星でも木星でも自由に行けると思っていました。回帰分析と同じ、外挿しては予想が外れますよね。でも、あの頃のような盛り上がりがなければ、子供たちにバトンは渡りまん。その道を選ぶかどうかは別として、あの頃の子供は理系好きが多かった気がします。

現在に目を向けると、どうでしょう。宇宙物は見られなくなって久しいですよね。あの頃の夢が消滅したというより、現実的に色々なことがわかり始め、ネタを拾いにくくなったのでしょう。寂しい限りです。楽しいことは世の中に溢れていますが、子供たちには感動を与えてあげたいですよね。より宇宙がリアルに感じられる様になってきた今だからこそ、あの時よりもすごい未来をぜひ見せてあげたいものです。 がんばりましょう。