公開講座:" 簡単に使うTRIZ " の巻

9月30日 13:00〜14:20 東海村産業情報プラザ1F 101会議室にて、公開講座を実施することにしました。今回は、開講記念として無料で実施します。対面参加、WEB参加いずれも可能なので、お時間のある方はふるってご参加ください。ご案内はこちら!


そもそもなんで公開講座なの?とお思いでしょうが、正直な話、私自身問題解決ツールにはしばらく触れていないので、復習の意味と、1-Step Approach!に対する意見を聞きたくて計画しました。今月は公私共に多忙で、何も今月やらなくてもと思いますが、今月はいよいよ当事務所が期末を迎え決算月。来月は帳簿をまとめ、決算報告をしなければなりません。初めてのことなので、ちょっと不安です。そして、インボイス制度が始まりますので、当事務所は課税事業者に切り替わります。それに伴い会計方式も変えなきゃいけないし、10月はとんでもないことになりそうです。

それはそうと、今回の公開講座はテーマにTRIZを取り上げます。問題解決ツールに関しては、Youtubeチャンネルや、オンデマンド講座で説明していますが、実はTRIZが最も重要というか、技術者にとってはなくてはならないツールなんです。でも通常は、ご存じの通り、まあ小生もそうだったのですが、特許出願内容のブラッシュアップくらいにしか使いません。ただ、このツール、中でも矛盾マトリックスは、さまざまな問題解決の糸口を気付かせてくれるんです。何度か、このブログでも紹介しましたが、社会問題にも適用できます。

問題解決を進める上で、FTA、KT法(SA,DA)を使って原因を突き止めた技術者が直面するのが、次のステップ、 " 解決策をどうするか " という現実です。そう技術者が最も苦労、というか考え込むのがこのステップです。原因を究明する作業は、何をすべきかのゴールが見えているので、頑張れるのですが、解決策の創出は簡単ではありません。通常は妥協解でやり過ごすのが一般的ですが、TRIZは理想解を生み出すヒントを与えてくれます。なので、私はTRIZを可能な限りツール化したいんです。どんどん使えるように簡単に解釈して、その価値を実感してほしいのです。

目から鱗が落ちることを期待します。。。次回ブログはドイツ街歩きの続きです。