ロボット展とSpace Week 2023

11月29日に技術士会関連の集まりがあり東京に出かけたのですが、ついでに国際ロボット展と、Space Week 2023なるイベントをのぞいてきました。

はじめに国際ロボット展を訪れました。ビッグサイトの外にあるパネルを撮影しようと思ったら、何やら男女2人組が、動画を撮影しているようです。どこのお国の方ですかね?何語かよくわかりませんでしたが、男性が何やら捲し立てて、それを女性が撮影しています。で、なかなか終わらないんです。まあ、頑張っているので、しばし順番待ちをしてパネルを撮影して、中に入りました。

産業用ロボットがメインなので、来場者は設備屋さん、商社さんがほとんどみたいです。直接売り込めるとあって各ブースのテンションは爆あがり。ちょっと圧倒されてしまいました。やはり、この分野はまだまだ日本が強いんですかね。中国、インド、その他外国の方も大勢押しよせていました。いつになっても活気がありますね、この分野は。いいことです。

すごい迫力!F社のロボットは自動車を振り回していましたね。面白いところでは、" 黒ひげ危機一髪 " のナイフを刺して、飛び出した海賊を網でキャッチしていました。センシング技術の進歩とともに、できることがより人間に近づきましたよね。遠隔操作系も進化してるし、AIも取り入れているし、もうロボットという概念がよく分からなくなってきました。" 人の代わりをする " から、"人ができないことをする " へ、これからは " 人が気がつかないことをする " するようになるんですかね。考えていると、ちょっと怖くなりました。

夕方、日本橋へ移動し、Space Week 2023を覗いてきました。こちらは産業自体がこれからという分野で、多くのスタートアップ企業が製品やサービスを紹介していました。みていると結構、大企業や大学とコラボしている企業、大学での研究分野を引き継いだスタートアップ企業とかが多い印象を受けました。スタッフも若い人が多いし、ロボット展とはまた違った活況を呈していました。来場者も中高生をはじめ学生が多く、熱心に質問をしていました。まさに夢のある分野で、何ができるようになるのかワクワクしますよね。何社か名刺交換させていただきましたが、何らかの形で当事務所もサポートできればと思います。

JAXAのブースが正面に鎮座し、今進行中のプロジェクトの紹介をしていました。H3ロケットの打上げリベンジは今期中(〜3月)には実施できそうとのこと。別に、気にもしていない素振り(ちょっと語弊があるかも)に、逆に安心感を覚えました。前回の失敗で失ったものの大きさは計り知れないものと思いますが、起死回生、次回は成功するようお祈りしています(大袈裟か)。