ドイツの街歩き:裏アルプスの街(Garmisch-Partenkirchen)

前回、といっても随分前のことですが、このブログでZugspitze(ツークシュピッツェ)を紹介しました。そこへ行く道すがら立ち寄ったのがドイツアルプス山麓の街Garmisch-Partenkirchenで、前回もちょっとだけ紹介しました。お気に入りの街なので、このシリーズでも取り上げておきましょう。

ここは1936年にオリンピックを開催するために、その前年2つの街が合併しました。なので、ちょっと長い名前になっているんですね。そして、皆さん覚えていますかね、2022年6 月にここでG7サミットが開催されましたよね。会場となった山麓のホテルは、Schloss Elmauという場所で、街の中心からは離れた山麓にあります。残念ながら、今回の訪問はZugspitzeに登った後、Füssenに向かうので方向は逆なので、次回に取っておくことにします。地図で見ると、Garmisch-Partenkirchenからはハイキングコースになっているみたいなので是非歩いてみたいです(気力、体力が残っていればですが)。

実は、夕暮れ時に街に到着し散策したのですが、これがなんとも良い雰囲気。リゾート地らしく、レストランやホテルが道の両側に立ち並びます。どこかスイスの田舎町ような佇まいですが、賑やかな街の灯りが高級リゾート(勝手にそう思っているのですが)の雰囲気を醸し出しています。いくつかの店を覗いて見ると、お土産屋も高級ブティックのような店が多くて、ちょっと庶民には敷居が高そう。でも、散策しているとアルプス山麓だけあって涼しい風が心地よく、幸せな気分になります。

しばらくするとすっかり日が暮れ、逆に街の華やかさが増してきます。通りの向こうには、教会(Pfarrkirche St.Martin)が浮かび上がります。さて、ホテルに戻ってゆっくり休むとしましょう。

翌朝は、快晴。昨日は雲がかかっていたアルプスもよく見えています。これなら、Zugspitzeも問題なく登頂できそうです。さあ、出発しますか。アルプスはスイス側から見るのもいいですが、裏側(北側)から見ると陰影がよりはっきりして、壮観な遠景を楽しめます。これも、ドイツならではですよね。

ではまた。。。