いじわるコップと浮沈子
この間の日曜日に土浦で開催された理科教室イベントに参加してきました。なかなか、県南方面でのイベントには参加できずにいましたが、今回初めて実現できました。初めてお会いする技術士の方も多く、私にとっても有意義なものとなりました。

今回のテーマは、いじわるコップ(サイホンです)と、浮沈子。
もう何度もやっているので、勝手はわかっているので問題ありません。
先生たちの自己紹介が終わり、いよいよいじわるコップの工作と実験開始です。今回は、事前にコップの底に穴が開けられており、差し込むストローをハサミで切断、曲げてセロテープで固定。底に開けられた穴に差し込んでグルーガンで漏れ止めをします。グルーガンは我々が操作するので、実質、子供たちはストローを切って、曲げて、セルテープで固定するだけ、、、
あっという間に完成してしまいます。今風だよね、ちょっとハサミでストローをきるだけで、いじわるコップが完成ですから。時間がなかったので仕方ないですが、もう少し子供たち自身に手を動かしてもらってもよかったかな〜なんて思っていましたが、子供たちがワイワイ楽しんでいるのを見てると、まあ、よかったかなと。でも、なんか違和感。。。
モノを作る楽しさも、もっと味わってもらいたかったかなあ。

次は、浮沈子。こちらも子供たちが作業したのは、醤油差しの口に錘のM6ナットを締め込むだけ。ものの数秒で終了。あとは、実験です。時間があれば、浮沈子に思い思いのカラーリングとかして楽しめるんですけどね。そう、マイ浮沈子を作るためにね、、、なのでこちらも、ちょっと残念でした。
今回のイベントの趣旨は、工作というよりも、「何をどうしたら、どうなると予想し、実際どうなるのか確かめること」というチャレンジだったので、子供たちにはレポート作成も同時に行なってもらいました。
みんな一生懸命、書き殴っていました。図を書いて説明しているものや、きちんと章立てで説明しているものもあり、びっくりです。末恐ろしいな、今の小学生はこんなことできるんだって、新鮮な驚きです。そうそう、今回は小学生対象だったんです。
何はともあれ、今回もまたカオス状態で終始し、バタバタと終了。参加してくれた子供たちの感想が気になります。参加してくれた子供たちの中には、実は、開始早々「ねえ、いつ終わるの〜、帰ってもいい?」とか言っている強者がいました。まあ、始まると一番騒いで楽しんでいたあの子です。掻き回してくれるね〜。でも講師の先生たちは、それが楽しいんですけどね。
今回参加してくれた子の中には、理科は好きか聞くと「好きに決まってるじゃん」とか、「だから参加してるんだよ〜」とか言ってくれる子、恥ずかしそうに黙々と楽しんでいる子、さまざま子がいました。この個性的な性格はそのまま大切にしてもらって、いつか " 科学の楽しさ " に気づいてくれると嬉しいですけどね。
今回も、なんだか幸せな気持ちで、会場を後にしました。途中、何やら御朱印で話題になっている「素鵞神社」に立ち寄って、境内を散策してきました。GWでもないのに凄い人出。インスタの影響力を改めて、実感しました。こんな田舎なのに、見つかっちゃうと凄いことになるんですね。まあ、当の神社としてはうれしい悲鳴なんだろうけど(わかりませんが)。

ではまた。。。