ドイツ島巡り:湖Chiemseeに浮かぶ島(Herreninsel)
真冬ですが、リゾート地として有名なChiemseeにやってきました。Münchenから50kmくらいの距離なので日帰り観光も可能。Münchenからですかね、日本人夫妻も見かけます。
実を言うと、ここはクリスマスにどこか行こうと探していた時の候補地の一つで、残念ながら宿を確保できずに断念した場所です。ここのクリスマス(ここと言うのはFraueninselのことですが)は、小さな教会がイルミネーションに映えてとても幻想的な雰囲気を楽しめます。一度は訪れたいと思っていたのですが。。。余談ですが、こちらのクリスマスは11月下旬から徐々に賑わいだし、どこの街もクリスマスマーケットで盛り上がっていきます。このワクワク感を味わうのが、日本とは違うところなんでしょうね。24日がピークで、25日ともなるとみなさん教会に行ったり家で家族と静かに過ごすので、その日は休日。店も休みで怖いくらいに街から人が消えてしまいます。そして翌日には何もなかったかのようにクリスマス飾りもマーケットも消え、クリスマスは過ぎ去っていくのです。でも、今日はクリスマスではありません。宮殿を見にHerreninselに向かいます。晴天ではないけど、風もなく穏やか。Hin-und zurück, bitte! チケットを買っていざ出発です!
島の船着場に到着した後、まずは掲示してある地図を頼りに林の中を歩いて宮殿に向かいます。結構な距離を歩き続けると、林の中からベルサイユ宮殿のような荘厳な建物が見えてきます。こんな小さな島の中にこんなものを建てるとは、むちゃするあ。まあ、昔の王様はみんな、権力にものを言わせとんでもないところに、とんでもないものを造ってきたよね。世界中どこでも。でも称えるべきは、建築設計者と建設に携わった人たちだよね。なんて考えて、中を覗きに向かいました。バイエルン王国最後の王、ルートヴィッヒ2世の宮殿です。中は撮影禁止っぽいので撮影は断念しますが、絢爛豪華な調度品と絵画、栄華を極めた時代の面影を感じ取る事ができます。
外観の撮影をしていると寒くなってきました。帰りましょう。帰港する途中、右手にFraueninselが確認できます。例の教会が見てとれますが、様子は遠くてよく分かりません。Münchenからも近いし、こちらはまたの機会に残しておきましょう。ぜひクリスマスシーズンに訪問したいものです。