ドイツの街歩き:隣町も木組の家(Quedlinburg)

Wernigerodeからの帰り道、木組の家で有名なもう一つの街Quedlinburgに立ち寄りました。今朝から雨模様で憂鬱だったのですが、この街に到着したことには晴れてきたので、街を散策してみることにしました。


Quedlinburgで有名なのは木組の建物で、この地方では随一とのことです。確かに、至る所に木組の建物を見ることができますが、街のシンボルであるRathaus(市庁舎)は石造り。外壁を覆った蔦がいい感じで歴史を感じさせます。どこの街でもそうですが、Rathausというのは広場に面して建てられ、時計があるので直ぐに分かります。そして近くに教会があるのも定番ですよね。この街では、Marktkirche St. Benediktiiがそうです。今日は天候があまり良くないせいか、市庁舎脇に停車している機関車バスに乗る人も少なく、閑散としていて少し寂しい感じです。


そしてQuedlinburgといえばこれ、小高い山の上(といっても街中ですが)に建つ世界遺産Stiftskirche St. Servatius(聖セルヴァティウス教会)。特徴的な四角い塔が2つ聳え立つ珍しい造りで、街全体を見下ろしています。残念ながら内部は撮影ができず紹介できませんが、石造りの内部はアーチ型にデザインされた柱と窓で構成され、日が差していることもあり、外観からは想像できないほど明るい雰囲気です。外から街を眺めると、もはや見慣れた赤い屋根が延々と続いています。


小生のガイドブック(小生が入居する前に住んでいた日本の方から譲り受けたもの)によると、ドイツで赤い屋根を売りにしているのは、確か古都Würzburgなんですよね。Wernigerodeでもなく、Quedlinburgでもなく、Rothenburgでもなくて。なんの違いかよく分かりません。ドイツの街は大体が赤い屋根だったと思いますが。。。


山から降りてくる道すがら、凝ったさまざまな木組の建物を見物していると、いつの間にか時間が過ぎて夕方になってしまいました。やばい、やばい、早くDresdenに帰らねば。

次回、街歩きは、木組の建物をちょっと忘れて、ドイツの西側に移動しましょうかね。
ではまた。。。